患者さまからのお手紙

2019年09月に出産された患者さまから

掲載日:2020年8月21日

3年弱の不妊治療はとても長くて先が見えないものでした。
浅田レディースクリニックに転院してからは、4ヶ月ほどの通院、わずか1回の採卵と移植で妊娠できました。他の病院では3回の移植をしましたが、全てうまくいかず...。ALCの技術の高さを感じる機会は、この結果だけでなく通院中に感じることが多くありました。
妊娠してからも不安で不安で仕方なかったんですが、無事に出産できた喜びはとても大きくて、治療の辛い時期の記憶を忘れさせてくれる程です。先が見えない間は、本当に母になれるんだろうかという不安や、周りに対するプレッシャーやストレスがたくさんでした。でも、そんな間に生まれた夫婦の絆は、一緒に不妊治療を乗り越えたからこそ生まれたものだと思っています。
何も願わずに授かれる人がたくさんいるのに、どうして自分だけ?と嫌になることもあったけど、授かるまでが長かった分、簡単に授かった人の何倍も我が子を愛することができていると思います。産後も大変なことはたくさん。でも、辛い不妊治療を乗り越えたから大丈夫。そんな風に思える今があります。
このメッセージを読んでいる人は今がとても辛い時期だと思います。その辛い今を乗り越えた先に、幸せな未来が待っていることを願っています。常に頑張り続けなくても大丈夫。自分達のペースで頑張ればいいんです。でも、頑張れなかったときに後悔だけはしなくていいように。その時できることを精一杯がんばってくださいね。

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