患者さまからのお手紙
2019年08月に出産された患者さまから
掲載日:2020年8月 7日
浅田LCにかかる以前は不妊の原因はPCOSだけだと思っていました。初診の検査で、それだけではなく抗精子抗体の値がものすごく高いことが分かりました。すぐに原因にそった治療法を提示してもらえてよかったと思います。
通院開始時は希望いっぱいでした。まだ20代、治療すればすぐ妊娠できると思っていました。その後、胚移植しても流産、陰性を繰り返すことになります。そのうちベルトコンベアの上に乗ったような気持ちで通院するようになりました。
流れに身を任せて薬を飲み、受診感情をマヒさせておかないと結果が出ない現実に身が持たなかったのだと思います。5回目の移植の時これでダメだったら採卵方法を見直してもらおうか転院しようか本気で迷っていました。迷いなく突き進める段階は終わっていました。
結果として妊娠、出産に至ることができたがあの6Aの卵に出逢わなければ今も治療の身だったかもしれません。もしくはあきらめて治療をやめていたかもしれない奇跡に奇跡が重なって私たちは命を授かることができました。
クリニックまで通って、待ち時間の過ごし方に慣れて体に負担をかけて日常生活でも色々と我慢をして、親族間で肩身狭い思いをしてお金の心配をして、終わりがくるか分からない治療に望みをかけてそうやって頑張っても結果が出ないかもしれないそんな中、私、よく頑張ってるな...って治療中思っていました。
希望に満ちたことは言えませんが治療中の方の心身の負担が少しでも軽くなりますようにどうか願いがかないますように
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