患者さまからのお手紙
2019年09月に出産された患者さまから
掲載日:2020年6月 5日
今回2人目を顕微授精にて、無事妊娠・出産することができました。33歳から他院で治療を始め、顕微授精までステップアップして何度も何度も採卵・移植(採卵3回移植9回くらい)を繰り返しても妊娠することができず、それでも先生や看護師さんの対応は特に悪くなかったですし、あんまりころころ病院を変えることもどうかと思っていたため、気付けば4年ほど結果が出なくても通い続けてしまいました。何回も陰性を言い渡され、ゴールが見えなくて、本当に精神的に辛かった時期でした。期間限定なら例え長くても頑張れるけど、ゴールの見えない中でどれだけ頑張ればいいのかと、だいぶ参っていました。
そんな時、同じ前院から浅田さんに転院して妊娠した知人を思い出し、私も転院を決めました。説明会では、具体的な数字や方針を聞き、ここなら妊娠できるんじゃないかとすごく希望が持てたことを覚えています。浅田さんでは、初めから体外受精をお願いしました。そして説明会で1回採卵で兄弟までとのお話があった通り、1度の採卵、3度の移植で、1人は残念ながら心拍確認後の流産となりましたが、無事2人の元気な子供を授かりました。
1人目出産は38歳、2人目出産は40歳となり、もっと病院選びをしっかりして、早くから浅田さんに通っていたら、赤ちゃんももっと早く来てくれたかもしれないと思うことはありますが、今は、この年齢だからこそ、落ち着いて育児ができ、しかも望んで望んで望んで来てくれた子たちだからこそ、こんなに可愛いと思えるのだと思うようにしています。
答えの無い道だと思いますが、ぜひ後悔の無いように治療の選択をしてください。お子さんを望まれている1人でも多くの方々に、この気持ちを味わっていただける日が来ることを心から願っています。
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