患者さまからのお手紙
2019年04月に出産された患者さまから
掲載日:2020年6月26日
何度も採卵して、何度も移植し、ようやく赤ちゃんを授かりました。長い治療中、採卵の結果が0ということもありました。2個づつの移植でも妊娠判定で陰性という結果が積み重なり、途中からは結果を聞いてもため息だけで涙も出なくなりました。ですが治療をひと月お休みし、今回で最後、と決めた移植で授かりました。
浅田クリニックの先生方には大変お世話になりました。通院期間が長くなり陰性の判定結果のたび、残念な結果にいつも寄り添っていただきました。最後と決めた移植日にたまたま浅田先生が病院にいらっしゃることを知り、浅田先生にお願いできないかカウンセラーさんに尋ねましたが、今日は移植に入らない日、とのことでした。納得して移植に臨みましたが、そこに浅田先生のお姿がありました。一患者の突然の申し出に、お忙しい中時間を割いていただき先生に移植していただいたこと、気持ちを伝えてくださったスタッフさん、みなさんの優しさに、移植中涙が出ました。授かっても授からなくてもここの病院で挑戦できてよかった、そう思いました。
その移植周期、赤ちゃんを授かり、今、無事に産まれてきてくれた我が子を抱いています。治療が続き先の見えないトンネルにいると感じられている方もいると思います。浅田クリニックを信じてがんばってください。そして治療中のご自身を労ってあげてください。みなさんのもとにかわいい赤ちゃんがきてくれますことをお祈りしています。
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