患者さまからのお手紙

2019年07月に出産された患者さまから

掲載日:2020年5月 8日

私が結婚したのは38歳でした。周りには不妊治療で子供に恵まれた友人が数人居り「3周期、自力で頑張ってみて妊娠しなければ、すぐに治療を始めた方が良いよ。早いに越したことはないし、年齢からしても最初から体外受精でよいと思う」とアドバイスを受けていました。そして、アドバイス通り結婚後4カ月目から治療を開始することにしました。
当時の私は、生理も毎月順調でしたし、体温も二相性になっていたため治療を始めればすぐに妊娠できるものと思っていました。今となっては、背中を押してくれた友人に感謝してもしきれません。最初の不妊クリニックでは、低刺激しか行っておらず、診察時に相談もしにくい雰囲気だったため、半年で浅田レディースに転院を決めました。(友人の一人が浅田レディースで授かったことから勧められたのも大きな理由です)
浅田レディースでは、採卵を7回、移植を6回行い授かることができました。心拍確認後の流産も経験し、何度ももう授かることなんてできないんだろうなと諦めかけたこともありました。卒業できたのは、治療を始めてからちょうど2年後のことです。移植1回や2回で妊娠しましたという方も多いようですが、私のように何度も何度も繰り返して、やっと授かる場合もあるので子どもを望んでいる場合は、一日でも早く治療を始められた方が良いと思います。
通院中、先生も看護師さんも受付の方々も皆さん親切で親身に接してくださったので、嫌な気持ちになることがありませんでした。これは、肉体的、精神的、金銭的に苦しい治療を続けるうえでとっても大きいことでした。宝物のような子供を授けてくださった先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

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