患者さまからのお手紙

2019年04月に出産された患者さまから

掲載日:2020年4月24日

今回、2人目の子供を浅田レディースクリニックで授かりました。ありがとうございました。
1人目も体外受精で、まだ顕微受精した受精卵が6個ほど残っている状態からのスタートでした。1人目が幸運にも移植一度目で成功していたので、保存してある受精卵で大丈夫だろうとたかをくくっていました。でも実際にはなかなか受精せず、再度の採卵も覚悟したところでやっと授かりました。あの生理前の期待と生理が来るたびにやってくる悲しみ。薬がちゃんと飲めてなかったのか、生活が忙しいからダメなのか、と、答えのないところに原因を求めて悩んでしまう時間。治療の間はいつもおちつかないですよね。でも、そんな日々を過ごしても、今子供の笑顔を見るたびに感じる幸福感が得られるなら、やっぱり治療して良かったなと思います。
誰も望んで不妊治療をするわけではないかもしれませんが、それを乗り越えた過程があったからこそ、子供がいることの幸せを強く感じるのかなと思います。今回授かった子は、妊娠中に先天性奇形が見つかりました。振り返ると色々なことが後悔できてしまって、原因なんてわからないとわかっていても、あれこれと、これがだめだったんじゃないか、と悩みました。生まれて2ヶ月間のNICU生活、2回の手術とまだまだ続く通院と手術の予定。でも今5ヶ月の月誕生日を迎えて一番強く感じるのは、この子を迎えられた喜びです。私の不妊治療の辛い日々は報われました。
子供を産むことを人に勧めるなんて、その人その人の考え方があるんだからナンセンスだと思っていましたが、今は子供を作ることを勧めてしまう気持ちがよくわかります。そして、治療の中で色々葛藤があっても、乗り越えて来られたのは、浅田レディースクリニックさんの方針や治療を信じることができたからだと思います。受診前の説明や、HP、培養室の見学などで感じる方針や治療に対する真摯な姿を見て、治療方針や治療内容には不安なく治療に臨めました。本当にありがとうございました。
私がお勧めする、なんて言うのもおこがましい感じがしてしまいますが、もし不妊に悩む人がいたら、ぜひ受診を勧めたいです。

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