患者さまからのお手紙

2018年12月に出産された患者さまから

掲載日:2020年3月20日

私達は、男性不妊のため体外受精でしか授かれないことが明白でしたので浅田クリニックにかかる前に、自宅近くで通いやすい別の病院で体外受精の治療をしておりました。胚盤胞の移植を3回、新鮮肺移植にも1回トライし、1度は成功しましたが繋留流産してしまい、他にも子宮外妊娠(自然消滅)でおなかに血がたまってしまったり、子宮内膜がなかなか厚くならなかったりとうまくいかなくて、つらくて悲しくて周りの人が羨ましくてよく泣いていました。成功しかかったときもあったので、その病院に技術がないとかいうことではないのだろうと思っていますが、それでも4回目がダメだった時に、通うのは大変になるし、仕事も早引けしないといけなくなるので少し勇気がいりましたが、技術力を信じて浅田クリニックに転院しました。
浅田クリックでは、前の病院では調べなかった項目も調べて下さり、データに基づいて治療を進めてくださっていると感じ、心強く思いました。とれた卵の数も前の病院よりとても多く、ほとんどが胚盤胞になり、たくさんの卵があることで心の余裕も生まれました。はじめての移植の周期では子宮内膜の厚みがいまいちでしたが、その際は急がば回れでリセットする判断を早めにしてくださったので、その時はちょっとがっかりはしましたが、余計な悲しみを感じずにすみました。その次の周期で無事移植でき、はじめての移植で無事子供を授かることができたことに本当に感謝しています。
今はわが子と過ごす日々が本当に楽しくキラキラしていて幸せで、あきらめずに治療を続けてよかった、勇気をもって転院してよかったと思っています。不妊治療は時間もお金もかかり、原因がどうであれ女性の方が大変なので体も心も辛いですが、だからこそ早く行動に移し、納得できる治療が受けられる病院に出会うことが大切だと思います。もちろん結果が100%ついてくる確証はありませんが、自分達が納得し信頼して委ねたのであれば、いかなる結果も最終的には受け入れられると思うので、情報や感情に流されずに自分達に合う病院を見極めることが必要と思います。
多くの方が少しでも早く、愛しいわが子を腕に抱けるよう、願っております。

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