患者さまからのお手紙

2018年5月に出産された患者さまから

掲載日:2020年2月14日

体外(顕微)受精を3年半続けてきました。出産できた今でも思い返すととても辛い思い出です。私のように治療が長年に渡り苦しむ人が一人でも減ることを願っています。浅田レディースクリニックに転院するまでは10回近い採卵と移植そして流産を繰り返し心身ともに限界を感じていました。正直もう諦めているような気持ちで通院を始めました。ですが採卵後の診察で院長に「今までたくさん採卵をしてきたようだけど、今回が人生で最後の採卵になると思うよ。一人目だけじゃなく二人目だっていけると思うよ」と言ってもらい、それ以降この言葉を信じ、励みに、うまくいくんじゃないかという気持ちで通院を頑張ることができました。
そして初診からわずか1年で卒業、たった1回の採卵と2回の移植でした。今までの治療は何だったんだろう・・と、転院してきて本当に良かったと思いました。また、凍結卵も残っており、二人目の治療を始めたいときには移植からスタートできるなんて採卵を繰り返していたころからすると夢のようです。しばらく治療をしていても結果が出ないときには転院することをお勧めします。時間がもったいないないです。転院すれば結果が出るとは限りませんが、自分に合った病院を見つけること、技術のある病院に通うことが近道だと経験して思いました。特に私のように多嚢胞でAMHが高い人は高刺激をしっかり行って採卵出来る技術のある病院を選ぶことが大事だったように感じます。治療は本当にキリがなく、やめどきも分からず、苦しいことばかりです。頑張っても頑張っても結果はついてきません。ですが、もしかすると次の採卵で、次の移植でもしくは流産してしまってもこの次で我が子に会えるかもしれない・・私は流産が2回続き治療をあきらめようと決めたこともありましたがもしそのまま本当にやめていたら娘には会えませんでした。どうか諦めず過ごしてください。そしてありきたりですが頑張り過ぎず病院を信じてついていってください。追記こちらに書くべきではないのですが・・本当にお世話になりました。感謝しかありません。現在引っ越して東京に住んでおりますので、次は品川院にてお世話になりたいと思っています。本当にありがとうございました。

レター

患者さまからのお便り一覧