患者さまからのお手紙

2018年6月に出産された患者さまから

掲載日:2020年2月21日

治療を始めてから1年以内で、幸いにも第2子をもうけることができました。第1子の育休中にも、兄弟が欲しいと願っていました。復職して40歳になり、焦りから、ヨガ、サプリメント、お茶などネットにある妊活に関する民間療法をいろいろ試してみましたが、当然自然妊娠には至りませんでした。今思えば、そのような情報は、総じて、不妊治療するよりも、費用、時間がかからず、誰でも自然に妊娠できると真偽不明の体験談が紹介されていました。
民間療法には、ポジティブなメッセージ、不妊治療には、ネガティブなメッセージが記載されていることが多いように思いました。そのため、よく知りもしないのに、クリニックへの敷居を高くしてしまい、それほど安価ではない妊活をして無意味な時間を過ごしてしまっていました。主人の海外での単身赴任が決まり、自然妊娠が不可能\な状況になり、それでも第2子を諦められなかったので、クリニックでの治療を始めることにしました。実家が春日井で、育休中にテレビで紹介され、その時なぜかスマホのブックマークにしていたので、治療するなら浅田さんにしようと決めました。
時短で働いており、保育園のお迎え後、子連れで高速を飛ばし、遅い時間帯でしたが、仕事をそれほど休まずに、通院できました。AMHの値は良くありませんでしたが、赤ちゃんになる卵がひとつでもあれば良いと考えていたので、あまり気にしませんでした。初めは、適切な治療を受けさえすれば、まもなく妊娠できるだろうと甘く考えていたので、判定日には、予\想以上に落ち込むこともありました。何年も治療し、この落ち込みを何度も経験することを、私は耐えられるだろうかと思いました。幸い3回目の移植で、着床し、その後妊娠中のトラブルもなく、42歳、正期産で無事に出産しました。
治療費は確かにかかりましたが、県、市、会社の補助金を申\請し、随分軽減できました。不妊治療しなかったら、出会わなかったであろう家族を迎え、ずっと足りなかったピースをやっと得ることができ、心から私は、幸せ者だと思います。本当にありがとうございました。

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