患者さまからのお手紙

2018年3月に出産された患者さまから

掲載日:2020年1月31日

2018年3月に、38歳で長女を出産いたしました。他院で不妊治療を行うも進展なく、加齢や今後の育児費用を考慮して「治療はあと2年まで」「その間は手の届く最良の治療を受けたい」と夫婦で決めて、浅田LCに転院しました。
浅田LCのやり方は「どうしてそうなるのか」が明確であったため、夫婦で一々納得しながら治療を受けることができたのがよかったです。期限を決めていたので、結果が出ないときは少し焦る気持ちも出てきましたが、「今できることをしているのだから」と、自己注射すらも人生経験の一つと考え比較的フラットな気持ちで治療に臨み続けるようにしていました。おかしいかもしれませんが、治療を楽しんでもいました。幸いなことに妊娠・出産に至ることができて、浅田LCの皆様に大変感謝しています。
治療中の皆様、妊娠は自分の努力に治療のサポートを受けても、それでも必ず結果につながると限らないので辛いと思いますが、浅田LCに通って、治療に誠実に取り組んでいること自体が、世間から見てかなり不妊治療をがんばっている方に入ると思います。体験記を読んでる時間も、心を整える治療の一つですし、妊娠する・しないだけでなく「長い人生の一部で不妊治療という活動をしている」と考え、疲れすぎて生活まで壊してしまわないように気をつけていただけたらと思います。
なお、受診前説明会にて「不妊治療に日常生活は関係ない」という趣旨の話があります。妊娠だけ見たらその通りだと思いますが、妊娠後に制約が出るもの(特にお酒・タバコ)は少しだけ意識されたほうがいいかもしれません。私は浅田LCに通っている途中で、毎日の習慣だったコーヒーを、たまに飲むくらいに減らしました。おかげで妊娠後にコーヒーを問題なく控えることができましたが、浅田LCを卒業する前からつわりが始まってしまったので、もしコーヒーの習慣があったままだったら、つわりで日常生活すらきつい中で習慣まで変えることになって精神的に辛かっただろうな・・と思うためです。

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