患者さまからのお手紙

2018年2月に出産された患者さまから

掲載日:2020年1月10日

浅田先生をはじめ、クリニックの先生方、スタッフの皆様本当にありがとうございました。感じのいい方ばかりで本当にありがたかったです。
結婚して少し経った頃、家の近くの病院で念のため夫婦で受けた検査で重度の男性不妊が判明し、自然妊娠は無理・顕微授精でしか可能性はないと言われました。(ふりかけ方式すら無理だろうと言われました)専門の先生がいると紹介された大学病院での検査では、精子の数がゼロ。顕微授精をする日にこの結果だと顕微授精すら出来ないと言われ、泣きながら家に帰りました。
不妊治療をするなら病院選びが重要だと感じ、浅田レディースクリニックを受診しました。初診はなんと浅田先生!これまでの夫の検査結果、私の検査結果を確認しながら「うん、大丈夫大丈夫。この結果なら顕微授精でいけるよ。」とおっしゃって下さいました。万が一、採卵日当日の精子数がゼロでも、事前に元気な精子を凍結保存しておくことで顕微授精が可能という説明もして下さいました。この時の仏様のような先生の顔は今でも忘れられません。幸せ配達人、兼、仏様。
顕微授精が出来ることが嬉しくて、それからは不妊治療というよりも「妊娠へどんどん近づいている」という気持ちが強く、クリニックへ通うのが楽しみでした。クリニックにはいつもたくさんの患者さんがおられ、勝手に勇気づけられました。2回目の移植で陽性をいただき、無事出産することが出来ました。
子供はかわいくてかわいくて・・・でも数十年前なら、私はこの子を抱くことは出来なかったのだと思うと浅田レディースクリニックの皆様には感謝の気持ちしかありません。クリニックに通うのは楽しみな私でしたが、それ以外の時間は鬱々とした気持ちや悲しみ、恐怖、イライラ、無気力感に支配されることもありました。しかしそんな時は、出来る治療がある幸せや今ある幸せを思い出し、感謝の気持ちで心を満たすように心がけました。
クリニックの待ち時間に、みなさんの体験談を読むのが好きでした。幸せな文章に力をもらって、いいイメージを持ちながら頑張ることが出来ました。ここで授かって無事に出産して、いつか体験談をかける日が来たら・・・そう思っていたことが実現し嬉しく思います。浅田レディースクリニックの皆様、お体に気を付けてこれからもたくさんの方に幸せを届けてください。きれいなラボでまだ眠っている妹か弟ちゃんを、いつかお迎えに行きたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。

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