患者さまからのお手紙
2018年1月に出産された患者さまから
掲載日:2020年1月17日
とにかく神秘的で興味深い体験でした。とりわけ受精卵をお腹に戻す移植手術は今思い出しても興奮するくらい素敵な思い出です。真っ黒な世界に一筋の光がスッと飛び込む様子はまさに流れ星、とても美しい世界でした。本当なら目にすることのない世界を知り体験したことは、親となった今、自分の子供に対する考え方にも良い形で影響していると感じています。4箇所の不妊治療クリニックを転々とした私は、肉体的な痛みや精神的に傷ついたりでほとほと疲れていました。「ここでダメならもうやめよう」夫婦揃ってそんな気持ちで浅田先生の門を叩き、治療に通い始めて最初のサイクルでの陽性判定。信じられないやらホッとするやらで、結果を聞いても2人して呆然としていた覚えがあります。
浅田先生やクリニックの知識技術に間違いがないことを身を持って実感した瞬間でしたし、こういうと浅田先生は笑われると思うけれど、信じて疑わなかった力も大きいような気もします^^。"〇〇すべき、〇〇が効くらしい、〇〇しないとダメ"という妊活呪縛地獄で辛かった時に、事前説明会での"あなたに出来ることなんてないよ"という先生の言葉にどれほど救われたことか。それに"治療よりもっと大変なのが出産だ"という言葉も今となっては深く深くうなづけます。
名古屋駅前クリニックに通っていた私のちょっとした楽しみは、朝一番の時間で予約をして予約時間の1時間ほど前に駅近辺のおいしいモーニングを食べ歩きすることやクリニック後にご褒美のランチをひとりで食べ歩きすることでした。望んだ結果が出たから言える言葉かもしれないけれど、信じて手放して良かったと心から思っています。ひとりでも多くの方に流れ星にのった天使ちゃんが訪れてくれますように。
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