患者さまからのお手紙
2017年12月に出産された患者さまから
結婚は少し遅かったけれど、10代のころから目立った生理トラブルもなかったので、妊娠しようと思えばすぐ妊娠できるものだと思っていました。結婚後すぐに妊娠したくて、産婦人科に通いながらタイミング法を開始しました。しかしなかなか授からず、毎月生理が来るたび落胆し、次第に投薬の量も増え不安も募り、でも誰にも相談できず...先の見えない苦しい日々が1年続きました。周りのおめでたいニュースを素直に喜べなくなり、そんな自分に嫌気がさし、本当に辛かった。そんなとき、ひょんなことで友人が自身も不妊で悩み、浅田LCで赤ちゃんを授かったことを教えてくれました。それまで正直、体外受精まで...とためらう気持ちがありましたが、友人の晴れやかな顔を見て覚悟を決め、即説明会を申し込みました。説明会は理路整然としていて、わずかに残っていたためらいの気持ちはすぐ吹っ飛びました。
いざ通院が始まると、一般の産婦人科では妊婦さんばかりの待合で息苦しさを感じていたのですが、ここで待つ人はみな同志だと思え、励まされるように感じたのを覚えています。仕事をしながらの通院は大変でしたが、幸い周囲の理解にも助けられ、採卵・移植とも1回で無事妊娠することができました。あの悩んでいた時期は何だったんだろうと思います。私の場合はつわりも長く辛く、出産も緊急帝王切開となったため順風満帆の妊娠生活とまではいきませんでしたが、赤ちゃんを待っていた頃の終わりなき闇の中のような毎日を思うと乗り越えることができました。そして新たに始まった赤ちゃんとの日々は悩むことばかりですが、苦しんでいた以前を思うと今の悩みさえも喜びに変わります。この子に出逢わせてくれた浅田LCには本当に感謝するばかりです。
今赤ちゃんを待っていらっしゃるすべての方に、赤ちゃんが授かりますようにと願ってやみません。
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