患者さまからのお手紙

2017年11月に出産された患者さまから

掲載日:2020年1月 4日

浅田先生をはじめ、先生方、スタッフの皆様、この度は本当にありがとうございました。
私は2人目不妊でお世話になりました。1人目は特に治療をしていませんでしたが、2人目を望んでから1年経っても妊娠する気配がなく、元々10代の頃から月経不順だったこともあり、地元では有名な不妊治療クリニックを受診しました。そこで両側卵管閉塞と診断され、すぐに体外受精を勧められチャレンジすることにしました。その時32歳でした。しかし、1度目の採卵では1つしか採れず、その唯一の卵は受精しませんでした。2回目は刺激しても卵が育たず採卵中止、3回目は1つ採卵でき受精し移植しましたが陰性に終わりました。
1回採卵する度に1~2周期お休み期間を設けられ、あっという間に治療を始めて1年が経っていました。4回目の採卵をお願いしようとしていた時に「あなたにはもう良い卵子がないので難しい」と説明され、絶望的な気持ちになり先が全く見えない治療に対するモチベーションも下がり、2人目は諦めようかと悩みに悩みました。しかしその時33歳で年齢的にもどうしても諦めきれず、ネットで色々情報収集し浅田レディースクリニックを知ることとなりました。
体験記などを読み、ここに通えばうまくいくかもしれないと希望の光が見え、早速説明会を予約し参加しましたが、同じ不妊治療クリニックでも技術に大きな差があるという話は衝撃でした。初診時は浅田先生に診て頂き、大変心強い言葉をかけて下さったことを思い出します。
浅田レディースクリニックでの治療は本当に満足いくものでした。治療スケジュールや薬のことなど、しっかりと説明を受けた上で治療が進み、不安になることはありませんでした。それまで殆ど採れなかった卵も1度の採卵で10個以上採れ、約半数が胚盤胞まで育ちました。期待しすぎてはいけないと自分に言い聞かせながら臨んだ初めての移植で見事陽性となり、そのままあっという間に卒業することができました。
浅田レディースクリニックはすんなり卒業させて頂きましたが、その後切迫早産で長期入院し1ヶ月入浴もできず食事も寝たままの辛い寝たきり生活を送りそのまま早産で出産し、子供は暫く入院していた為、産後も連日朝から病院通いの生活が続きました。今振り替えると、妊娠するまでも、妊娠してからも、出産してからも本当に大変な日々でした。どの時を思い出しても、もう2度と経験したくないと思ってしまいますが、その分隣で寝ているこの子は可愛くて可愛くて本当に愛おしい存在です。それまで大変な思いをした分、育児で思うようにいかなくても気楽に対応できるようになりました。
転院することは仕事との両立等で随分悩みましたが、悩んでいる時間がもったいないと思い切って転院して大正解でした。こんなにも可愛い子を授けて下さり感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございました。

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