患者さまからのお手紙
2016年11月に出産された患者さまから
掲載日:2019年12月 6日
2回目の移植で妊娠でき、出産にいたることができました。今思うと治療していた期間は、時間もお金もかかるし、精神的にも負担が大きかったなと思います。
浅田クリニックへ通い始めたのは、近くの病院で人工授精を4回試してからのことでした。検査では旦那さんも私も何も問題が見つからなかったので、多くの方がきっとそうであるように、妊婦さんや、小さなお子さんを持つお母さんを見ては「どうして私は妊娠できないのだろう?」と何度も落ち込んだし、先にお母さんになった友達を素直におめでとうと祝えなかったり、話が子どものことになりがちなので少しずつ疎遠になったりしてしまいました。
忘れず服薬することや、自己注射に取り組むことは初めはかなり抵抗がありましたが、浅田さんなら、最先端の技術で治療に取り組んで下さるから、きっとうまくいく!と信じて通っていました。なので、1回目の移植でうまくいかなかったときは、そうとうにショックだったことを覚えています。(「必ずうまくいくとは言えない。」と、話は聞いていても、やはり期待をしてしまいますよね。)
待合のノートに、「4回目で・・・」と書かれていた方もいらっしゃったように思います。何度も「次こそは。」「今度こそは。」と期待したり、落ち込んだりするのは、キツイですよね。でも、うまくいきましたという経験談を書かれている方もたくさんいらっしゃるのは励みになりました。浅田に何度も足を運び、検査のあとで「おめでとうございます。」と言っていただいた日はとても嬉しかったです。
今、息子は1歳です。生まれてすぐは、子育てがうまくできなくて、イライラ、オロオロしましたが子どもと出会えて本当に良かったなと思っています。
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