患者さまからのお手紙

2018年3月に出産された患者さまから

掲載日:2019年11月 8日

~私の治療歴~
30歳 健康診断で子宮内膜症が見つかり、両方の卵巣を手術する。「妊娠は大丈夫」ということを聞いていたので、あまり心配せず手術を受ける。が、今思えばこの時の選択が、その後の不妊治療の始まりだったと思います。子宮内膜症の治療を考えておられる方は、治療の選択を慎重に。
33歳子宮内膜症再発。内膜症の手術を行った病院で、不妊治療(タイミング法)開始。結果が出ず、不妊治療専門病院Aへ転院。
34歳不妊治療専門病院Aではタイミング法から開始。途中から排卵誘発剤を使用するも結果がでず。通院が一年経過した頃AMH値の再検査を行い、0.44ng/mlという結果が出る。この結果を受け、全国的に有名な不妊治療専門病院Bに転院。
36歳不妊治療専門病院Bで体外受精、顕微受精を開始。2年弱の通院で、計14回の採卵、20数回の移植を行うが、結果は化学流産を1回経験したのみ。結果が出ず悩んでいる時に、浅田レディースクリニックのことを知り、遠方であるが、チャンスがあれば通ってみたいと思い始める。
38歳浅田レディースクリニックへの通院開始。通院には飛行機を利用。採卵3回で受精卵4個を得る。1回目の移植で化学流産、受診前説明会から1年3か月経過した3回目の移植で妊娠に至る。40歳出産。現在、育児奮闘中。
この治療歴を見ただけでも、浅田レディースクリニックの技術の高さがわかると思います。不妊治療専門病院でも、治療の質に大きな違いがあると実感しました。浅田先生も初診説明会でおっしゃっていましたが、「病院選びの大切さ」を痛感しました。浅田レディースクリニックに通院せず、不妊治療専門病院Bで、治療を継続していたら...と考えると今でもゾッとします。
~私が、不妊治療(≒浅田レディスクリニックに遠距離ながら通院)できた理由~
・治療をしながらの仕事継続 仕事をしていないと治療費が捻出できず、治療の継続は難しかったと思われる。仕事と治療の両立に悩むことなく、治療を続けることができた主な理由は以下のことであったと考える。
・職場の管理職の理解 直属の上司は長期にわたる不妊治療中に4人替わった。いずれの管理職も私の状況、心情を非常に良く理解してくださり、部署の配置など配慮してくださった。治療がうまくいくよう応援してくださり、感謝している。
・不妊治療に関する休暇制度が整備された職場 不妊治療でも休暇を取得することができた。この休暇が取得できたため、遠方への通院も可能となった。
・通院可能な交通機関の存在と名古屋駅前という病院の立地。名古屋に飛行機が就航しており、遠距離通院も可能であった。この飛行機がなければ仕事を継続しながらの通院は厳しかったと思う。さらに、愛知県の中でも名古屋駅前に病院があったため、空港からのアクセスも良く、非常に助かった。飛行機の関係もあり、名古屋で1泊(採卵、移植の日は2泊)を必要とした。「飛行機に宿泊!費用が大変じゃないか」と思われるかもしれないが、早く結果が出たので、結果が出ないまま度重なる体外受精・移植を行っていた不妊治療専門病院Bで費やした治療費総額にくらべ、飛行機代・宿泊代を含めでも非常に安い治療費総額で収まった。
・主人の理解 初診説明会の予約から始まり、航空券、宿泊先の確保など主人がすべてしてくれた。治療に行き詰って、考えがまとまらないときも、常に冷静に的確な判断をしてくれた。 私が夫(男性)だったら、ここまではできないなと常に思っていました。(ちなみに、私は必要以上のプレッシャーを感じたくないため、不妊治療を行っているということは、主人と職場の管理職以外には話しませんでした。) 通院中、特に薬師先生の言葉には勇気づけられました。ホームページ等みると、もう、浅田レディースクリニックにはいらっしゃらないようですが、本当に感謝しています。きちんととお礼が言えず、そのことが心残りですが、この紙面を借りてお礼申し上げます。
最後に、浅田レディースクリニックでお世話になった全ての皆様、本当にありがとうございました。

レター

患者さまからのお便り一覧