患者さまからのお手紙
2017年7月に出産された患者さまから
はじめまして。私は、31歳のとき抗精子抗体との診断を受け、不妊治療を考え始めました。自然にできる可能性は、極めて少ないとの診断に、ショックを受けたのを今でも覚えています。
最初は、浅田レディースクリニック以外の病院で治療を受ける予定でしたが、職場の先輩の勧めで、こちらでお世話になることにしました。体外受精にとても抵抗があり、そこまでして子供はいらないかなというのが正直、最初の気持ちでした。ですので、最初の病院では不妊治療の話を聴くだけで3万円かかると言われて、なかなか行く気になれずにいました。しかし、職場の先輩から浅田レディースクリニックは初回説明は、無料で聴けるとのことでしたので、まずは説明だけでもと思い出席しました。
説明会では、浅田先生はとてもはっきりとおっしゃる方で、説明も簡潔で、私自身納得できたため、体外受精に少し前向きになれました。いざ、治療が始まるとあっという間でした。浅田先生がおっしゃていたとおり、長々とするものではないなと実感しました。病院によっては、時間をかけて治療するところもあるようですが、仕事をしながら治療するには、どんどん治療を進めてくれるこちらのクリニックは助かりました。
正直、採卵前の約2週間の注射や仕事あとで疲れている時などは、心が折れそうになる瞬間もありました。やはり、そういった意味でも、スピーディに治療を進める、浅田レディースクリニックは、私に合っていたと思います。
不妊治療に抵抗を持たれて、なかなか治療に踏み切れない方も多いと思います。私もその一人でした。しかし、年齢が高くなるにつれて、子供ができない事への焦りや、欲しいという思いが強くなる方も少なくないと思います。そして、ある程度、年齢がいったところで、不妊治療に踏み切るという決断をすることになった場合、確実に数年前よりは、成功率が下がっているのです。私は、数年後に決心して、その時に上手くいかなかった場合に、もっと早く治療していれば良かったと思うのが嫌でした。後悔してもしきれないだろうなと思い、治療することを決心しました。
成功率100%ではないため、結果はどうなるか分かりません。あと数年早くやっておけばという後悔をしないためには、不妊治療に踏み出す勇気を持つのもいいかと思います。
最後になりますが、私は体外受精により現在、男の子を1人授かることができました。治療での苦労以上に、大変ではありますがとても楽しく幸せな日々を送っています。これから治療を始められる方や治療中の方の、参考になれば幸いです。
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