患者さまからのお手紙
2017年7月に出産された患者さまから
二人目も浅田さんで授けていただき、4ヶ月が過ぎました。1人目は女の子でしたが、2人目は男の子でした。ありがとうございました。
私は治療中、自分たちの受精卵を信じる事ができませんでした。1人目は移植5回目で授かり、2人目も移植を重ねるものと思い込み、胚盤胞を2個同時に移植する事を希望していました。診察の時それを伝えると、先生は多胎児妊娠のリスクを説明してくださいました。自宅で数日主人と話し合い、妊娠しなかった場合の事ばかりではなく、妊娠した場合の事も責任を持てるのかしっかり考えようという事になり、1個を移植と決めました。1回目、1個の移植で妊娠し、息子が生まれてきました。
治療中はとくかく妊娠したくてしたくて、それだけを目標にしてしまっていましたが、妊娠はゴールではなくスタートです。私が42歳と高齢という事もあるのでしょうが、子育てしながらの妊婦生活も、1歳8ヶ月違いの二人の子どもたちの育児も楽しいだけでなくとても大変な時もあります。もし双子を授かっていたらと考えると、私の場合は先生のアドバイスを生かして1個の移植に決めてよかったと思います。子どもを授かるための治療ですが、それはつまり、産み育てる事へと向かう治療です。妊娠しなかったらどうしよう、子どもが持てない人生だったらどうしよう。不妊治療とはそういう不安の中でさまよう事が多いと思いますが、浅田レディースクリニックを信じて、妊娠してからの事や出産してからの子育ての事もぜひイメージして治療を受けてください。
最後に。浅田義正先生の、妊娠はゴールではなくスタート、という言葉本当に本当でした。ゴールがあるのか?ないのか?わからないけれど、授かった子どもたちを大切に育て、社会にかえせる日が来るまでがんばります。そして、何より子育てを楽しみたいと思います。ありがとうございました。
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