患者さまからのお手紙

2017年6月に出産された患者さまから

掲載日:2019年11月15日

浅田レディースクリニックの先生方、そして、培養士・看護師・スタッフの皆さまには本当に感謝してもしきれません。自身にチョコレート嚢胞と卵巣嚢腫(デルモイド)の既往歴があったこと、母も15年間不妊に苦しんだことを聞かされていたことから、結婚後すぐに不妊治療を始めました。ですが、タイミングをとっても毎月必ずやってくる生理。他院での検査の結果、体外受精とりわけ顕微授精でしか妊娠は難しいとのことでした。
そちらの病院で顕微を2回、計3個の卵を戻しましたが結果は陰性。最も上のステップである顕微ですら妊娠できない自分と、何もしなくても次々と妊娠していく芸能人や友人達。これまでの人生でまるで経典のように染み込んだ「努力したら報われる感(※実際はそうでもないのですが...)」が、不妊治療には全く当てはまりません。「努力しても報われないかもしれない...。」「もし子どもが出来なかったら、今までの精神的・経済的苦痛はどうなるんだろう...」そんな出口のないトンネルで、気分も鬱々としかけていたところに、浅田レディースクリニックと出会いました。
最初の説明会に参加し院長先生のお話を聞き、ここでダメだったら諦めもつく、と主人とも意見があい、通院することに決めました。結果は1回目の移植で陽性。信じられませんでしたが、妊娠経過も問題なく、2017年6月に無事出産までたどり着くことが出来ました。
「同じ体外受精でも、病院によってレベルも内容もさまざま。」初診者説明会で浅田先生が仰っていましたが、本当にそうだと思いました。薬やホルモン値などの細かい内容はよく分かりませんが、先生方が良い卵を育ててくださり、培養士の皆さまが良い環境で受精卵を育ててくださったからだと思います。
私も通院中この「患者さまからのお便り」を読んで、励まされていました。不妊治療は出口がなく、自分で出来ることも限られていて本当に辛いです。でも浅田レディースクリニックの皆さまを信じて通院することで、少しずつ幸せに近づいていると思います。

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