患者さまからのお手紙

2017年6月に出産された患者さまから

掲載日:2019年11月22日

第一子(男の子)をもうけさせて頂きました。ただそれだけのことですが、人生・物の考え方全てが一変しました。院長先生のお話と薬師先生のおかげです。子供に人工も、自然妊娠も関係ありません。不妊治療というとマイナスのイメ-ジを抱くかもしれませんが、人生の未知の幸せを自分で勝ち取りに行く行動です。
私たちは最初から顕微授精で2回目にこの子に逢えました。中には多数回の方もみえるかもしれませんが、あなたに逢いにくる子が必ずいると信じて頑張ってください。私たちも名古屋で治療を初めて、子宮頸部高度異形成が見つかり、手術することから始まり、1度目の顕微授精の失敗と 心が折れそうになることもありましたが、いつか私たちに逢いにきてくれる子供がいると信じて頑張りました。夫が小倉に転勤となり、妊娠後に自分自身がインフルエンザにかかったり、低置胎盤で何度も出血でそのたびに入院し、順風満帆からはほど遠かったです。
岐阜に転勤となり、引っ越して2週間でまた出血し、出産までの3ヶ月またもや入院となりました。出産時も自然分娩を希望しましたが、緊急帝王切開となり、ドタバタでした。なんだかんだありましたが、生まれてきた時にはそれまでの苦労が全てが吹っ飛びました。人生で最大の感動でした。
今、5ヶ月を過ぎて離乳食が始まりました。泣いたり笑ったり大変な毎日ですが、この子の笑顔を見ることは、私たちにとって何物にも代えがたい幸せの瞬間です。もし、普通に自然妊娠していたら、ここまでの幸せを感じることができなかったかもしれません。山あり谷ありでしたが、そういった意味でも不妊治療は幸せの増幅治療でもあるかもしれません。
最後に浅田レディ-スクリニックのスタッフ方に心よりのお礼を申し上げて拙い話の締めとさせて頂きます。

レター

患者さまからのお便り一覧