患者さまからのお手紙
2017年1月に出産された患者さまから
掲載日:2019年1月25日
治療から約一年で妊娠しました。親族や職場の人たちが次々妊娠する中での治療は辛く落ち込んだり、夫と喧嘩したり...といろいろありましたが、あるとき他人のことを考えるのはやめようと思い、仕事でも今までは他人がやってることも気になって注意したりコソッとやり直したり...と気を使ってましたが、自分のことだけを考えるようにしたら力がいい意味で抜けました。
家でもペットを飼って妊娠のことだけに気持ちを向けないようにしたところ、妊娠することができました。早産となってしまいましたが、生まれてきてくれた小さな我が子から学ぶことは多々ありました。命の尊さ、生きる力...産声は天上の歌声のようで今でも耳に残ってます。今7ヶ月(修正4ヶ月)になりましたが四苦八苦しながら育児をしてます。
これから治療をする方も、今治療をしてる方も、いろんな思いを持っていると思います。「肩の力を抜いて!妊娠のことばっかり考えない!」ってよく言うけど無理です。だって考えてなくても周りが言ってくるから...。でも少しだけでも自分なりにストレス解消できる方法を見つけられたらいいのかなって思います。口は悪いけど「頑張って」とか「こどもつくらないの?」とか言ってくる人には心の中で「デキ婚のくせに」とか「この人デリカシーないんだなぁ」とか思いながら「言われなくても頑張ってますよー」って言ったりね。
皆さんに赤ちゃんとの素敵な出会いが早く訪れることを願ってます。

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