患者さまからのお手紙

2016年03月に出産された患者さまから

掲載日:2018年3月 2日
私は、AMHが0.65しかありませんでしたが、浅田先生からAMHが0でも妊娠はします。というお言葉を聞いておりましたので、ショックでしたが前に進み治療を続けることが出来ました。
覚悟してはいたものの、採卵をすると1~3つしか採卵できず1度では移植もできずまた採卵、2度の採卵で移植までいけたものの妊娠せず、また採卵し移植妊娠せず、もうこの時は金銭面でも精神面でも辛かったです。そして、治療を休む事にしましたがその時の担当医が、休んでもいいけどせっかく良い状態だからできれば治療を続けた方が良い。と言ってくださり、主人と話し合いをしとりあえず、もう一度採卵と移植をしようと決めました。その後、今までで初めての4つ採卵ができ移植をしましたが、妊娠せずでした。もうこの時は、初めて子供のいない人生をリアルに考えました。昔から子供が好きだった自分が、自分の子供がいない人生を受け入れられることができるのか。涙が止まりませでした。
でも、その4つを融解し残りの2つの内1つが胚盤胞まで成長してくれていました。もう本当にこれが最後の移植でした。その時の子が、まだ6ヶ月なのに歩きたくて仕方がない様子の活発で元気いっぱいの息子に成長しました。もう自分には子供が無理だと思っていたので、息子がいる今でも時々これは夢ではないか?と思ってしまいます。息子の存在が奇跡で毎日が幸せでたまりません。あの時治療を休まず続けて本当に良かった!浅田先生を信じて治療を続けていれば、必ずとは安易に言えませんが私にでも出来たのですからきっと皆さまにも、授かれる日が訪れるはずです。後悔しないでください。私の言葉がお一人様でも、勇気や元気に繋がれば幸いです。
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