患者さまからのお手紙

2015年4月に出産された患者さまから

掲載日:2017年8月18日
まず始めに。。。妊娠中からぜんそくが出て、出産時のヘルプ症候群発症と育児疲れが重なり、肺を患い、現在も出産した大学病院に通院中のため、回答が大変遅くなり、申し訳ありませんでした。子供は風邪一つひかず、また、とても穏やかで、成長がとても早く周囲を驚かせております。私も少しづつですが、快方に向かっております。先生方はじめ、スタッフの皆様に感謝の気持ちでいっぱいで、恩返しは、早く良い結果が出たご報告をする事ですのに、本当にすみませんでした。以下、私の体験談も送信させて頂きます。
 結婚して10数年が経ち、周囲からももう子供についての質問がされなくなった40歳のある日、四柱推命の占いで『来年から旦那さんに子星が付いているから授かるかもしれないね~』と言われのを機に、夫婦で話し合い、将来、後悔をしないようにとALCの門を叩きました。説明会の予約がとれた時、すでに私は41歳。主人は47歳でした。
 浅田院長からは『随分のんびりしてたね~』と穏やかに言われ...厳しい言葉を浴びせられる事を覚悟していたので、エールのようにも感じました。それから検診が始まり、すぐに不妊の原因が主人にあったことが判明し、主人もそれまで自覚症状が無かった為に、最初こそ落ち込んでいましたが、逆に、不妊原因がはっきりした事に一筋の光を見たように思いました。
 説明会をはじめとする色々な情報を鑑みて、ALCにお世話になれる事を前向きに捉え、私を、より気遣ってくれた事は治療をして行く上でとても大切な事だと思います。このように不妊原因がはっきり解ってしまうケースもあるので、治療を始める前に自問自答はもちろんの事、夫婦できちんと話し合いをする大切さを感じました。原因が解り、治療が始まると、レールの上を走るように前進あるのみでした。暖かく頼もしいスタッフの皆さんの支えと有能で穏やかなドクターの皆様...『チーム浅田』を信じきれた事。そして、最先端の医療を受け、充実した日々を過ごせた事は精神面での安定に繋がり、本当に感謝しております。
 待ち時間が長い事もありましたが、近代的な空間で、お気に入りのハーブティーをポットに入れて、ゆっくり本が読めたので苦にはなりませんでした。それに、肝心の治療も私には本当に苦痛なものが無く有り難かったです。怖かった採卵時には、痛みは皆無で麻酔が気持ち良かったようで、素敵な花園でフルーツパフェを食べる夢を見ていた程でした。。。私の場合は1回の採卵。1度目の移植で化学流産を経て、2度目の低いグレード胚の移植で、妊娠 出産に至りました。卒業まで6ヶ月と早かったですが、やはり高齢出産という事で、出産時には『急性ヘルプ症候群』を発症していまい、たまたま逆子の予定帝王切開で分娩が早まったので、胎児に影響が出なかったものの、母体が少し大変で、産後の肥立ちも時間がかかり、マタニティーブルーも経験しました。
 ついつい『妊娠すること』が目的になっていまいがちですが、治療から現在でも日々、心配事は尽きず、ただただ手放しで『かわいい!かわいい !』とだけ言ってはいられませんが、やはり我が子と会えた喜びは想像以上で、治療の段階から色々と経験した事は、後に大きな自信になっていると確信しております。
 きっかけは人それぞれだと思いますが、悩んでいて、ご縁があってこのサイトをご覧の方には少しでも早くALCで治療される事を切に願います。
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