患者さまからのお手紙

2015年10月に出産された患者さまから

掲載日:2017年8月 4日
33歳で結婚し、その後4年間で中絶・流産を3回経験しました。初めての妊娠が中絶に終わり、そこから不妊治療を始めタイミング法、人工授精と病院を変えながらステップアップしましたがなかなかよい結果が出ませんでした。年齢的にも体外受精を悩んでいた37歳(結婚5年目)のとき、ジネコが主催する不妊治療のセミナーに参加し初めて浅田先生のお話を伺うことができました。
 それまで本やインターネット等で体外受精の知識は得ていましたが、どうしても漠然とした不安があり次へ進むのをためらっている時でした。しかしそのセミナーのおかげで前向きにステップアップを視野に入れることができ、最後のチャンスにかけてみようと思えることができたのでした。これがだめならもう充分だ、諦めよう、と。その後浅田LCの事前説明会に出席し、半年後には治療のかいあって妊娠、38歳で無事出産に至りました。本当によく悩んだ5年間、病院を変えたり専門機関に相談したりどうやったら妊娠に近づけるかいつも考えていました。
 今振り返って思うのは、「時間」の大切さです。もっと早くに出産できればよかった。もちろん悩んだ時間は無駄ではなく、納得しないと次へ進めない性分なので仕方なかったのですが、それでも決断の早さは重要だと思います。自分がそこをちょっと後悔しているから、もしステップアップで悩んでおられる方がいらっしゃるのであれば年齢の制限、時間はあっという間だから私の話で少しでも前向きに進んでいくことができたら、と思います。
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