患者さまからのお手紙

2015年12月に出産された患者さまから

掲載日:2017年7月28日
結婚7年目(34歳)にして昨年12月29日に第1子 男の子を体外受精にて授かる事ができました。過去に3回の初期流産を経験しました。1回目は自然妊娠、2回目、3回目は他院でタイミング療法による妊娠後、稽留流産となりました。その後、不育症の検査をするも夫婦共に原因となるものは見つかりませんでしたさらに他のクリニックでタイミング療法を続けたものの妊娠せず、時間だけが過ぎると焦っていました。
 原因がある人はすぐに体外受精にステップアップし、妊娠出産につながっているのに、原因がない(分からない)私は、ずっとタイミングをとるだけで妊娠出産に至らない。そんなモヤモヤした気持ちがずっとありました。
 その頃、友人からAMHの話しを聞き、浅田レディースクリニックを知り、初診説明会を予約しました。初診説明会で、浅田先生の「2年で結果をだします。」という言葉を聞き、「このクリニックを信じてとりあえず2年は仕事もせずゆっくりしながら頑張ってみよう。」という決意を持つ事ができました。さらに、初診で「タイミングはもうせずに、人工授精から始めましょう」と言われ、今までにない光が見えた気がしました。結果、人工授精7回(年末年始の関係で7回目をしました)、体外受精1回で妊娠することができました。
 不妊治療を行う上で、心がけていた事は、「子供がいる人をねたまない。夫を責めない。自虐的にならない。」でした。頭では、そうしようと思っていても、心がついてこず、涙することも多くありました。特に、兄のところと同時に妊娠し、私は流産したのに、義姉はどんどんお腹が大きくなりなっていく姿を見ている時が一番辛かったです。でも、それを乗り越えてからは、頭に心が追いついてきたように思います。
 治療中、クリニックに来れば、お互いに話す事はないものの、同じように妊娠を望んで治療に通っている人がこんなにもたくさんいるんだと思え、待ち時間に妊娠出産した方のお手紙を拝読し、勇気づけられました。今回の妊娠も、妊娠5週目に大量の出血があり、その後も出血が続きましたが、先生方に「良くある事、大丈夫」と言っていただけたので、不安ながらも今回の子供に生命力があることを信じて毎日を過ごしていました。胎児の心拍が確認された時は診察台の上で号泣してしまい、あの時の感動は今でも忘れられません。
 出血も5ヶ月に入る頃にはなくなり、その後は、毎回の検診で「順調!」と言われる程、トラブルなく妊娠生活を送ることができ、安産でした。産まれた息子は、とても育てやすく、良く笑い、毎日幸せな気持ちにしてくれます。子供がいなくても夫婦生活は楽しく送っていました。でも、子供が出来てからはもっと楽しい生活が送れています。
 浅田先生を始め、浅田レディースクリニックの先生方、スタッフの皆様には感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。今後、第2子も考えていますので、その際はまたよろしくお願いします。
レター

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