患者さまからのお手紙
2015年12月に出産された患者さまから
掲載日:2017年7月28日
こんなふうな幸せな気持ちというものがあるのかと、かけがいのない尊さを教えてもらい、人生のおいて本当によかったです。人生は選択です。とか、世の中でよく言われていますが、私にとって不妊治療が本当にその一つでした。
浅田さんに通っていて、私のような気持ちの人はほとんどいないと思いますが、正直 そこまで深刻に子供を欲しいと望んではいなく、子供のいない人生でもいいとさえ思っていました。35歳を期に、持病で長年通っている婦人科のドクターの勧めで、半信半疑で浅田さんに通い始めました。金銭的にもそんなにかけるつもりもなく、今度着床しなかったらやめよう、やめようと思いながらかよい、35歳の時にとれた6個の卵子のうち、35歳から38歳の3年間で4回目の移植で妊娠しました。着床して数週間すると、だんだん悪阻がひどくなり、着床2か月と10日くらいで入院することに・・・その時はまだ、お腹の子がかわいいとかそんな実感はほとんどなく、ただ悪阻がつらい・・・体重もどんどん落ち・・・だんだんエイリアン?のような形になっていくわが子のエコー写真をみても、どうしよう~という気持ちが先で、まだ愛おしいとかそんな気持ちはわいてこず・・・ただただつらい日々で、仕事も行くことができず7、8か月近くどうやって過ごそうかという不安な日々でした。
なんとか切迫流産にもならず、ベビーは無事経膣分娩で産めたのですが。退院後、もともとの持病の卵巣チョコレート嚢腫や子宮内膜症(腺筋症)の影響からか、腹膜炎になり、腹痛と高熱を発症し、12/10出産、12/21再度入院、12/25開腹手術にて子宮と卵巣全摘となってしまいました。腹腔鏡手術だったのが、腸との癒着がひどすぎ、開腹手術に変更になり、出血も3000CCあり10単位輸血もしたと後に聞いたときは、あ~世が世なら死んでいたな~私の子宮は限界だったんだな~もっと早く産んでおけばよかったと・・・後の育児をしながらもさらにそう感じたのでした。
出産は命がけというのを真に感じるエピソードで、不妊治療→悪阻で入院→出生前診断(名古屋市大)→出産→子宮卵巣全摘 とフルコースでしたが、今では大きくなったら息子に聞かせてあげるのが楽しみです。生かされた私の命と、産まれでた新たな命。大変だったけどいろいんな意味で命の尊さを身を以て感じ、違う視点で人生をみつめることができるようになりました。大切なたった一人のわが子との人生を楽しんで生きていこうと思います。
子供を持つことに、とても不安だった私でしたが、今はこんな幸せの形というものがあるのかと、我が子と見つめあう度に心の底から幸せを感じます。以前の私のように迷っている方がいれば、参考になればと思います。物質では満たされない、こころのすべてが満たされる、かけがえのない幸せが訪れると思います。勇気をだして新しい一歩をぜひ踏み出してみてください。
浅田さんに通っていて、私のような気持ちの人はほとんどいないと思いますが、正直 そこまで深刻に子供を欲しいと望んではいなく、子供のいない人生でもいいとさえ思っていました。35歳を期に、持病で長年通っている婦人科のドクターの勧めで、半信半疑で浅田さんに通い始めました。金銭的にもそんなにかけるつもりもなく、今度着床しなかったらやめよう、やめようと思いながらかよい、35歳の時にとれた6個の卵子のうち、35歳から38歳の3年間で4回目の移植で妊娠しました。着床して数週間すると、だんだん悪阻がひどくなり、着床2か月と10日くらいで入院することに・・・その時はまだ、お腹の子がかわいいとかそんな実感はほとんどなく、ただ悪阻がつらい・・・体重もどんどん落ち・・・だんだんエイリアン?のような形になっていくわが子のエコー写真をみても、どうしよう~という気持ちが先で、まだ愛おしいとかそんな気持ちはわいてこず・・・ただただつらい日々で、仕事も行くことができず7、8か月近くどうやって過ごそうかという不安な日々でした。
なんとか切迫流産にもならず、ベビーは無事経膣分娩で産めたのですが。退院後、もともとの持病の卵巣チョコレート嚢腫や子宮内膜症(腺筋症)の影響からか、腹膜炎になり、腹痛と高熱を発症し、12/10出産、12/21再度入院、12/25開腹手術にて子宮と卵巣全摘となってしまいました。腹腔鏡手術だったのが、腸との癒着がひどすぎ、開腹手術に変更になり、出血も3000CCあり10単位輸血もしたと後に聞いたときは、あ~世が世なら死んでいたな~私の子宮は限界だったんだな~もっと早く産んでおけばよかったと・・・後の育児をしながらもさらにそう感じたのでした。
出産は命がけというのを真に感じるエピソードで、不妊治療→悪阻で入院→出生前診断(名古屋市大)→出産→子宮卵巣全摘 とフルコースでしたが、今では大きくなったら息子に聞かせてあげるのが楽しみです。生かされた私の命と、産まれでた新たな命。大変だったけどいろいんな意味で命の尊さを身を以て感じ、違う視点で人生をみつめることができるようになりました。大切なたった一人のわが子との人生を楽しんで生きていこうと思います。
子供を持つことに、とても不安だった私でしたが、今はこんな幸せの形というものがあるのかと、我が子と見つめあう度に心の底から幸せを感じます。以前の私のように迷っている方がいれば、参考になればと思います。物質では満たされない、こころのすべてが満たされる、かけがえのない幸せが訪れると思います。勇気をだして新しい一歩をぜひ踏み出してみてください。

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