患者さまからのお手紙

2015年9月に出産された患者さまから

掲載日:2017年4月21日
浅田さんに通うまでは人工授精を何度か試みていましたが、結婚11年、35歳になりこのままでは妊娠も難しくなって行くと思い、体外受精へステップアップを決めました。人工授精と違い、体外受精は身体への負担も大きいし、金銭面での負担も大きく、それに比例して精神的な負担も大きくなります。なのでより確実性を期待して、浅田さんに通うことにしました。
 最初の検査で私のAMHの高さに不安になりました。(AMH18.99)ネットで検索しても私ほどの数値の方はほとんどいませんでした。卵がたくさん出来ると思うから大変かもしれないけど頑張ろう!と言われました。色んな方の体験談を見ていると、採卵で10個ほどの方、1個も取れなかった方、取れたけどその後受精卵として育たなかった方...色んな方がいました。私も10個ほど取れて、あわよくば数個の受精卵を冷凍保存出来たら良いな、と思っていました。
 いざ卵を育て始めると、どんどんと卵が増えて行き、片方の卵巣に25個ずつなんて日も!卵巣の中はおしくらまんじゅう状態です。卵巣も8cmまで膨れ、お腹も出てきてまるで妊婦さんのようでした。ネットでは卵が増えすぎると、卵の質が悪くなると書いてある方もみえ、不安になったりもしました。しかし、浅田さんの適切な投薬と診察で結果は良好、受精卵もしっかり育ち、使いきれないほどの受精卵を冷凍保存することが出来ました。
 その後の移植では1度目で早くも妊娠(心拍が確認出来ず流産)、2度目の移植も妊娠とすごい成功率です!2度目の前では心拍も確認出来、無事浅田さんを卒業することが出来ました。私の周りでは不妊治療中の人が数人いますが、誰よりも早く出産まで至ることが出来ました。それまであまり子ども、子どもと言わなかった母と義母も時間さえあれば会いに来るほど喜んでくれ親孝行のひとつになったかなと思います。
 結婚して11年、夫婦だけで気ままに生活をしてきたので、このまま子どものいない生活でも仕方ないかな...と諦めかけたこともありましたが、子どもがいる生活になったことで『家族』になれた気がします。年齢も年齢ですし、落ち着いたらまた冷凍保存してある受精卵の移植をしに通いますので、またよろしくお願いします!
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