患者さまからのお手紙

2015年10月に出産された患者さまから

掲載日:2017年4月 7日
諦めなくてよかった!息子を抱きしめながらいつもそう強く感じています。
 不妊治療はまさに精神的にも肉体的にも辛いものでした。なぜなら、頑張った先に必ず赤ちゃんが待っていてくれるとは限らないからです。28歳で治療を始め、抗精子抗体を持っていることがわかり、29歳で体外受精に進みこれでやっと赤ちゃん出来る!と思っていたものの、胚移植を6回しても一度も陽性反応が出ず、最先端の治療をしてもこんなにうまくいかないなんて、もうわたしは一生母になることはできないのかもしれない...と、本当に毎日毎日暗い気持ちで過ごしていました。
 けれど、諦めたくない気持ちが強く、とりあえず凍結してあるたまごをお迎えに行かなくては!という思いで挑んだ7回目の胚移植で初めての陽性反応。浅田レディースクリニックの先生方は、わたし以上に諦めるなんて考えはなく、いつも前向きでいてくださいました。
 何度も挫けそうになりましたが、そんな先生方に背中を押され、院長先生にはある時「諦めるか続けるかどちらかですよ」と言われ、誰のせいでもなく自分が諦めたらそこで終わりなんだと、挫けずに治療を継続することが出来ました。諦めなくてよかった!そう思える時まで、諦めないでください。
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