患者さまからのお手紙

2015年8月に出産された患者さまから

掲載日:2017年3月10日
二年間の不妊治療の末、女の子の双子を妊娠・出産いたしました。二年間の治療の間、名古屋という立地のよさのお陰で、病院帰りにお買い物したり、お茶したりと、気分転換しながら通院することができました。けれども、治療中は、採卵・移植の繰り返しで、正直落ち込むこともあったのは事実です。
 残り二つの胚となり「この胚を移植して、結果が出なかったら少し治療をお休みしよう」と思って、トライした移植で二つ共が着床してくれて、出産に至りました。私の場合はこのような結果となりましたが、それに至るまでは、いつまで治療が続くのか誰にも分からないため、不安や焦りがありました。仕事と治療の調整、特に仕事では周りに不妊治療のことを話していたため、一定の理解は得ていたものの、急な仕事の調整があったりと少なからず迷惑を掛けてしまっていたので、心苦しい思いをしました。精神面、体力面、金銭面、いろいろと影響はあります。
 今現在、悩んで苦しんでる方もたくさんいらっしゃると思います。私でよければ話を聞くことができたらいいのに、とも思います。どんなに大変で辛くても、少しでも前を向く勇気が残っているとしたら、ぜひ諦めないで下さい。私は諦めないでよかったです。今、この文章を書いている横で娘二人が眠っています。双子育児は大変ですが、この二人の笑顔で全てが吹っ飛びます。皆様にも、この満ち足りた幸せを感じていただきたいです。
 浅田先生をはじめ、浅田レディースクリニックのスタッフの方々を信じて下さい。皆様が可愛い赤ちゃんと出会えることを、心から願っております。
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