患者さまからのお手紙

2015年6月に出産された患者さまから

掲載日:2016年12月 2日
こんにちは私は浅田LCで二人の姉妹を授かりました。
 一人目のときはAMHが低かったこともあり、緊張も辛いことも嬉しいことも、とにかく早く早く!卵があるうちに!1日でも若い内に!と駆け抜けたような気持ちでした。顕微授精により一人目を授かり無事出産して、一息ついたころ思うのは、「可能であるならばきょうだいが欲しい」ということでした。AMHが少ないことはわかっていたので、また浅田LCに通おう!という事はすぐに決意できたのですが、心に引っかかるのは「長女を連れて通院しなければならない」ということでした。それは荷物が多いという事ではなく、まだ赤ちゃんの長女を連れて不妊治療に挑む事が不妊に悩む方々に辛い思いをさせないか、私にとっては気が重かったからです。
 私自身、一人目の治療のときは普段ならなんてことない場面でも、自分に結果が得られなかった時などは子供を見るのも辛いことがありました。まだ赤ちゃんの長女、目に入らなくても泣き声は響いてしまう...不妊治療の辛さをよくわかってるあまり、とても悩んでしまいました。そんな気持ちで勝川クリニックへ二人目の治療に通い出しましたが、実際通ってみると、席を譲ってくれる方がいたり「何ヶ月ですか?」と声をかけてくれる方がいたり...そんな方々のおかげで、漠然とした不安感を持たずに治療に挑むことができました。
 6月に無事次女を出産でき、チーム浅田のみなさんにはとてもとても感謝しています。それと同じように、あの時声をかけてくださった方々、居合わせても嫌な顔せずいてくれた方々にも感謝しています。二人目不妊で悩んでいる方も、一人目の気持ちと変わらないと思います。一人目の方も、数年後の自分の姿かも知れません。子連れでの通院に悩んでいる方、時間だけが過ぎて行くことがないように、皆さんの優しさに甘え過ぎぬよう配慮をしながら頑張りましょう!
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