患者さまからのお手紙

2015年3月に出産された患者さまから

掲載日:2016年8月 5日
浅田先生、諸先生方、看護士、スタッフのみなさま不妊治療、本当にありがとうございました。無事に女の子を出産しました。
 治療中は、本当に妊娠することしかみえずに本当に苦しかったです。妊娠初期に出血もあり、あまり体調もよくなく不安いっぱいでの出産となりましたが元気な子供を生む事ができました。治療中は、こんなに苦しい事はないと思っていましたが出産や育児の方がはるかに体力もいることがわかりました。無事に出産できたので、そう思うのかも知れませんが、本当に妊娠することが全てではないな、と思います。
 採卵のときに自分で打った注射の痛みや通院のストレス、友達にもなかなか不妊クリニックに通っていることは話したくありませんでした。子供のいる友達には不妊ということがどんなことなのかわかる訳ない!!と思っていました。でも、思い返してみると、ストレスを自分でためこんでいたんだと思います。
 クリニックの順番待ち、冬場にマスクをしている人をみるだけで、あの人もうすぐ卒業なのかな?とか思う自分も嫌でした。なかなか難しいかもしれませんが何か好きなことを持ちながら、不妊治療をするとよかったな、と思います。夫婦2人の時間を楽しんで、旦那にもたまには病院についてきてもらい、2人の子供を授かるんだという思いでがんばってください。でも、きっとみなさんはもう、がんばってみえると思うので今の自分を信じてストレスに負けない様にしてください。
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