患者さまからのお手紙

2015年2月に出産された患者さまから

掲載日:2016年7月 1日
2015年2月に無事に女児を出産しました。治療は2013年3月から2014年6月まで約一年と3ヶ月でした。今は毎日子育てに追われて大変な日々です。こんな日がくるなんていまだに信じられない気がします。
 結婚したのが26歳のときで28歳から不妊治療を始めました。人工授精、体外授精と何度も挑戦しましたが一度も妊娠せず絶望する日々でした。主人には全く不妊原因がなく私の方の原因不明不妊でした。結果の出ない治療に疲れ治療を休んだり再開したり転院したりしましたが、結局気がついたら時間だけが流れ39歳になっていました。
 自分たち夫婦には子供はできない運命なんだ、この先夫婦二人で仲良く生きていこうと思う一方で、主人に対して申し訳なくそう思うならまだ諦めるべきではないんじゃないか納得いくまでやるべきではと悩みました。そんなときに偶然浅田先生のことを知り、この病院ならもしかしたら可能性があるような気がして、それと同時にもしこの病院でも無理なら私は諦められると思いました。
 長く続いた辛い不妊の悩みにどちらにしても終わりがくると思いました。自分の中では20代30代で妊娠出来なかった自分はまずもう無理だろうという気持ちが強くてどうしたら諦められるかと思っていたからです。2年で結果を出すという先生の言葉を信じました。四国からの通院はとても大変でしたが、自分の人生の中の忘れられない時間になったと思います。これからは夫婦で奇跡に感謝しながら大事に子供を育てていきたいです。
 41歳の最後に出産し、私たちは結婚16年目にして子供を授かることができました。少し時間はかかりましたが今とても幸せです。いつか子供が大きくなったら親子三人で名古屋を観光したいと思います。治療ではなく観光で行く日が今からとても楽しみです。
 最後に人生をかえてくださった浅田先生、スタッフの方々へ心からありがとうございました。患者さまに一人でも多く赤ちゃんが授かれますように祈っています。
レター

患者さまからのお便り一覧