患者さまからのお手紙

2014年5月に出産された患者さまから

掲載日:2016年6月10日
まずはチーム浅田の皆様、遅くなりましたがこの度は私たち夫婦に元気な赤ちゃんを授けていただいてありがとうございます。今回もダメだと思って臨んだ判定日、「おめでとうございます。妊娠していますよ」。思わず診察室で泣いてしまうほどうれしかったです。出産した日もこの時のことを思い出しました。いま娘は1歳になり、慌ただしいながらも楽しい毎日を過ごしています。
 待ち時間に読む「患者さまからのお便り」には、子宮筋腫や男性不妊や長期間治療をされている方ばかり...私も主人も検査の結果は特に問題がなく、そんなお便りを探すことができず不安になったので、参考になればと思いお便りさせていただきます。
 私は38歳目前の37歳で出産しました。結婚したのは34歳のとき、クリニックに通い始めたのは36歳でした。AMHの値は低めでしたが、病院に通えばすぐに妊娠できるだろうと思っていました。ところがタイミング、人工授精と進めても妊娠せず、体外受精にすすみました。
 フルタイムで働いており、会社には治療のことは伝えてなかったので営業時間内に来院することはとてもとても難しかったですが、リセットの時のショックになんとか耐えられたのは仕事をしていたからとも思います。有給休暇を使いながら通い、注射は持ち帰り自分で打ちました。注射は、痛みよりも自分で針を刺す恐怖心のほうが強く、今日で終わりかな、と思い来院すると追加の注射が出て...。でも、ここまで頑張ったんだから、と先生に励まされて、いい卵を十分な数採ることができました。
 通い始めて1年3か月、2回の採卵3回目の移植での妊娠でした。年齢も境遇も皆さんいろいろだと思いますが、子供がほしいという気持ちは皆さん同じなんですよね。産院や、児童館でも40歳前後の新米お母さん、すごく多いです。一生懸命通われているすべての方がどうぞ自分の子供をその腕に抱くことができますように。チーム浅田の皆様、どうぞお力添えくださいますように。
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