患者さまからのお手紙

2014年12月に出産された患者さまから

掲載日:2016年4月15日
2014年12月に長男を出産いたしました。38歳で結婚をし、漠然と子供が欲しいなぁとしか思っていませんでした。たまたまテレビで浅田先生を拝見し「AMH」という言葉を知りました。私はどうなんだろう?という思いで、まずはAMH検査を受けました。結果は何と「0」。驚きと悲しさで一杯でしたが、これが私の妊活のきっかけになりました。主人と子供の事、不妊治療の事を話し合い、まずは事前説明会を受けよう!と。
 説明会では、私には残された時間が無いという現実を突き付けられたのと、浅田先生なら子供を授けてくれる!ここなら私は妊娠する!という思いを感じました。2013年7月から治療を開始し、年齢・AMH値等により、いきなり体外受精(顕微授精)からとなりましたが、そこには不安は全くなく、とにかく先生方を信頼してお任せしようとしか考えていませんでした。AMHの低い私は採卵では1~2個程度しか採れず、採卵に時間が掛かりましたが、2013年11月 初めての移植で妊娠しました。が、残念な事に流産をし、また流産が原因で子宮内感染症となり入院する事に・・・。初めての妊娠で喜びも束の間、悲しかったです。入院先の病院で次の移植は生理を3回以上見送ってからと言われ、2014年2月から不妊治療を再開しました。
 治療開始後の初めての移植で再び妊娠! 流産を経験していたので、毎日がとても不安でしたが、何とか2014年12月に出産に至りました。私は重度の子宮腺筋症でしかもAMHは0という悪条件。そんな私に最善の治療を提案して下さった先生方に感謝の気持ちしかありません。仕事をしながらの不妊治療は時間の調整が大変でしたが、今の私は何が大切なのかを考え、治療を優先しました。そして、世間では不妊治療はつらいものだと言いますが、私はつらいと感じた事は一度もありませんでした。クリニックに足を運ぶ度に妊娠をしている自分を想像していました。その想像が現実となり、今は子供を抱いている事、とても幸せです。
 治療を受けている方、治療を受けようか迷っている方、先生方を信頼して諦めないでください。きっと良い結果が訪れると思います。子供を望む方に赤ちゃんが訪れることをお祈りしております。
レター

患者さまからのお便り一覧