患者さまからのお手紙

2014年7月に出産された患者さまから

掲載日:2016年3月 4日
妊娠の適齢期は限られています。治療をしたからといって必ずしもうまくいくとは限らない、先の見えない治療にくじけそうになることは多々あります。治療などにも不安や疑問をいだくこともあると思います。
 でもただ一つ言えることは、できるだけ早く、元気な卵子の状態で赤ちゃんが授かればということです。迷ったりして延ばし延ばしにして、後で後悔して欲しくないと思います。何かをやらないと何も始まらないということです。(この治療がすべてではないという意味です)ここまでして授からなくてもと思うこともあるでしょうし、やるだけやったから悔いはないと思うこともあるでしょう。
 結果がともあれ、最終的な満足というのは、自分自身で決めるしかないと思います。私も何度も治療をやめようと思いましたが、もう今回でお休みにしよう、やめようと思ったときに子供が授かり、幸運でした。出産し子育てしていると、あのときの苦しみや悲しみなどすっかり忘れています。
 今悩みがんばっている方が一人でも多く、ご自身が納得できる道を見つけられたらいいなと思います。
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