患者さまからのお手紙

2014年10月に出産された患者さまから

掲載日:2016年3月25日
私は、1度の人工中絶、1度の流産手術の後、地元の産婦人科でタイミング~人工授精まで、1年半程の治療をしましたが妊娠には至りませんでした。9割が出産のため来院している病院で、治療の専門医ではありません。治療を始めたのは、結婚2年後の27歳です。その頃は、まだそこまでの焦りもなく、妊娠したこともあったし治療すればすぐに授かると思っていました。日がたつにつれ、母に専門の病院にかかっては?と言われ、初めはそこまでしなくてもと思いましたが、だんだん気持ちが変わって浅田クリニックのことを調べて受診しました。
 まず初めに思ったのは、今まで自分がやってきたことに意味はあったのかということです。そのくらい、検査や治療の説明、やり方がまったく違いました。それは、治療が進むにつれますます思うようになり、転院して良かったと思いました。1度目の人工授精で妊娠しましたが、育つことができず残念ながら流産という結果になってしまいました。その後、数回の人工授精に挑戦しましたが、体外受精に進みました。2度の採卵、3度目の移植で妊娠しました。浅田クリニックにお世話になってから、1年7ヶ月で無事卒業しました。
 今は元気な女の子の母です。途中、夫婦喧嘩を何度もして、治療をやめようか、もう自分たちには無理なのではと何度も思いましたが、本当に心の底から浅田クリニックで治療して良かった!!と思います。特定の問題があるわけでなく、それが余計に悩みになりましたが先生方も看護師の方も他のスタッフの方みんな親切丁寧に接してくださいました。  私は絶対に、治療を迷っている方が自分の回りにいたら浅田クリニックを進めます。専門の病院に行って、専門的な治療を受けるべきだと本当に思ったからです。なんでもっと早く来なかったんだろうと思いました。27で治療をはじめて、30歳で妊娠31歳で出産しました。その間に何人もの友人が、次々に母になりました。時間はあっという間です。悩むなら治療をして、ステップアップも必要と思います。
 治療とは何の縁もない人は、「そこまでして」とか「人工?」とか思います。私も自分がまさか体外受精をするとは、夢にも思っていなかったし、はじめはそこまでしなくてもと思いました。でも、そこまでしないと妊娠できない人もいるし、やらないで後悔したり、やっておけば良かったと思うかもしれないなら、やったほうがいいと思います。私は、治療のことを家族や友達に相談したり話したりしていました。だからといって治療に対するストレスがなかったわけではありませんが、そういう事を知ってもらえることができて良かったし、一人や、夫婦だけの悩みにしない方が気持ちも楽になると思います。隠すことでは全くないと思うからです。子供が大きくなった時に、エコー写真どころか、ほんとに最初の受精卵のときの姿が見せれるなんてわたしはとても楽しみです。
 治療は大変ですがやって良かったと思うし、浅田クリニックに来て本当に良かったです。院長先生が、説明会の時に「2年以内に卒業」とおっしゃっていましたが、無事そのように卒業することができて良かったです。本当に感謝しています。ありがとうございました。
レター

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