患者さまからのお手紙

2014年10月に出産された患者さまから

掲載日:2016年1月15日
3年半の妊活、一度の流産を経て、結婚6年目に元気な男の子を出産しました。原因不明の不妊でステップアップもゆっくりだったため今思えばもったいない時間を過ごしました。他院では人工授精も予約がいっぱいだと行えずにタイミングを逃してしまうということがあり、通院のストレスが大きかったです。他院で人工授精を2回しましたが結果が出ず、高度医療が必要なら設備や体制の整った病院にと思い浅田LCに転院しました。
 転院後の人工授精1回で結果が出なかったため、体外受精にステップアップしたいとお願いし、妊娠に至りました。残念ながらその子は10週で流産してしまい、とても悲しい思いをしましたが、二度目の体外受精で妊娠、出産となりました。幸いにも悪阻は無かったのですが、産後すぐの育児は会陰の傷の痛みと寝不足で体も心もボロボロで、初回の説明会での「不妊治療の最大の副作用は妊娠」という浅田先生の言葉をよく思い出していました。
 妊娠、出産、育児は不妊治療より大変です。でも子供の笑顔、家族が増える幸せ、自分が母親になる喜び、主人が父親の顔を見せてくれること、子供を通じての新たな出会い、などかけがえのないものをたくさんもらっています。回り道をしましたが、今だからこそ出会えた人たちも多いので私たちにとっては「今」だったのだと思います。ただ、卵子の老化!、子育ては若い方が体力があるから楽!ということは頭に入れておくべきですね。
 浅田LCの全先生方、全スタッフに心から感謝いたします。ありがとうございました。第二子の時もお世話になりますのでよろしくお願いいたします。
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