患者さまからのお手紙

2014年4月に出産された患者さまから

掲載日:2015年6月 5日
私はAMHが低く、クロミフェンでしか刺激が出来ませんでした。その為、何度も採卵をしてやっと移植。待ちに待った移植も着床はするのですが年齢のせいなのか、育たず繋留流産を繰り返していました。
 4度目の妊娠がようやく出産につながりましたが、途中、何度も諦めようかと思いました。不妊治療は自分が選んで始めた事なのにこんなにも思い通りにいかないものなのかと。これをすれば、あれをすればと迷走した時もありましたが、結局は現実を受け止めて今を大切にすることが一番大事だったように思います。
 可能性を信じて支えてくださった先生方、スタッフの皆さん、そして何よりも家族のおかげで小さな命と出会う事が出来ました。妊娠は奇跡の連続で、本当に私は幸運だったと思います。どこで終わりにするかは自分で決めることですが、願わくばすべての方に赤ちゃんが授かりますようにとお祈りしています。
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