患者さまからのお手紙

2013年6月に出産された患者さまから

掲載日:2015年3月27日
結婚5年目にして授かった我が子です。付き合って一年で入籍したのでまだまだ子供はいいね~なんて当初は簡単に言っていました。 仕事も忙しくもう少しもう少しと言っていたらあっという間に三年が経っていました。その後自然妊娠したものの流産...けどそれで、私妊娠できるんだ!なんて変な安心感を持ったのを覚えています。
 それから3ヶ月後、旦那が精巣腫瘍というガンであることが発覚...抗がん剤の前に浅田さんで精子の凍結保存を勧められ伺ったのがスタートでした。(精子は抗がん剤の影響で死滅するということで)当初は全く予測をしていなかった展開に言われるがまま...といった感じでした。旦那の治療もひと段落したところで本格的に私の通院が始まりました。幸い私の身体は何の問題もなくホッとしました。
 私たちの場合は凍結保存=顕微受精と選択肢はありませんでした。複雑な気持ちもありましたが、そこに希望があるだけで幸せだ!と思いましたし、段階を踏まない分、迷いも怖さもありませんでした。治療中はやはり身体がだるかったり、仕事と通院の日々で体力.気力ともにクタクタでした。私達夫婦は美容師で自営ということで職場も一緒なので旦那の理解はある意味得やすい環境でした。それは、本当に大きな救いでした。
 浅田先生をはじめ、先生方や看護婦さんのおかげで無事に妊娠をし昨年の6月に無事に元気な男の子を出産しました。今思うと不妊症かもと思った時に、行動していれば旦那のガンも早く見つけれたのかな。とか流産もなかったのかな。と思うことはあります。だから、色々な意味で勇気はいるかもしれないけど早く新たな一歩を踏み出して欲しいです。そして旦那様も夫婦のこととしっかり捉えてもらえると嬉しいです。  我が子は本当に本当にかわいいです!息子に兄弟を!と思っています。また近々お世話になります。その際はよろしくお願いします。
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