患者さまからのお手紙

2013年12月に出産された患者さまから

掲載日:2015年2月20日
37歳で結婚し、38歳で不妊治療を始めて3年目、ALCは4件目の病院でした。ほかの病院ではまったく結果が出ず、ほとんど破れかぶれの気持ちで診察を受けることに決めましたが、通院してちょうど1年経った4回目の移植で子どもを授かることができました。いま思うと40代に入り、できるところまで頑張ろうと力が抜けた時期でした。
 はじめの説明会の後、浅田先生に質問をする機会を頂き、治療履歴についてお話しすると「4件目ではなくて一番初めに来てくれないと」と言われたことをよく覚えています。不妊治療はお金がかかるし、子どもができたらできたでお金がかかるし、できることなら最少の費用で妊娠したい、というのはほとんどの人が思うところではないでしょうか。
 私もALCでの治療には決心が必要でした。けれど実際通い始めてみると、先生方は私の質問に納得がいくまで答えてくださり、看護師さんは皆さん笑顔でこちらの気持ちまで気遣って下さる方ばかりで、大船に乗ったつもりで採卵や移植を受けることができました。私の年齢だと、ほかの病院では妊娠することはできなかったのではないかと今でも思います。
 迷っている方には、早いうちに信頼できる病院に通うのが実は一番の近道ですよ、と伝えたいです。
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