患者さまからのお手紙

2013年5月に出産された患者さまから9

掲載日:2014年5月 2日
今、とても幸せです。ALCの皆さま、本当にありがとうございました!!!子供がこんなに可愛く大切なものだとは思いませんでした。帝王切開でしたが、無事に3514gの男の子が産まれました。今、6か月です。毎日ウンコ戦争ですが、かわいくてたまりません。
 最初の検査で出た、私のAMH・・・なんと『 0 』です。浅田先生も、おかしいと思ってもう一度調べたけど0でした・・・と。ここ1年が勝負でしょうと言われ、目の前が真っ暗になりました。
 皆さん、だいたいそうだと思いますが、すぐ妊娠出来ると思ってました。だらだらタイミングや人工授精をしてました。その時間を悔みました。女性ホルモンも男性ホルモンも少なく、卵も少ししかできない。採卵3回して、初めて移植までたどり着きました。すこーし兆候があって、すこーし数値が出ました。知識がなかったので、舞い上がってしまいました。  でも、そんな数値では妊娠できてなかったんです。がっかりしましたが、自分も妊娠できるんだって、次はきっと!って思ってました。まさかそこから1年以上できないなんて思ってませんでした。期待しては落ち込んで・・・もう自分でできる事はないんだから流されて黙々と治療し続けました。
 最後の最後、再凍結した胚盤胞が一つ残りました。絶対またダメだって思いました。いつのまにか期待しないように心掛けるようになってました。でも、判定日の4.5日前から「もしかして?」って兆候が!それでも、誰にも言わず、ダメだった時に備えてました。よくブログにあるみたいな、最後の卵で奇跡的に!!!なんてありえないって思ってました。だから、ラインがはっきり出たのを見た時は夢じゃないかと思いました。
 今まで、排卵日判定でもラインを見た事がなかったので、人生で初めての陽性ラインが信じられませんでした。本当に本当にうれしくて、ALCに最後の砦と思い来た事や諦めずに(先生にまかせっきりでしたが)治療を続けた事、良かったって思いました。ALCじゃなかったら、私は妊娠できなかったと思います。
 治療は、メンタルの部分がすっごく辛いけど、可能性があるなら絶対諦めないでトライした方がいいと思います。頑張るというより、先生方にお任せしちゃえばいいと思います。私も、頑張るなんてできませんでした。ただただ、お任せするのが精一杯ですよね。
 みなさんがママになれますように。
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