患者さまからのお手紙

2013年4月に出産された患者さまから

掲載日:2014年2月 7日
37歳から不妊治療を始め、タイミング、人工授精と近所の産婦人科でやりました。38歳になるころに体外受精を勧められ、それなら専門の病院を探そうと思ってここへ来ました。
 人工授精までの治療と体外受精ではその技術の難しさや専門性がちょっと違うのではないかと思ったからです。高額な体外受精をするなら、通える範囲で最も可能性が高そうなクリニックがいいと考えました。
 結果としては1度の採卵で複数の受精卵が凍結できて、初回の移植で無事妊娠・出産に至りました。基本的に自分が持っているものや体質...卵子、子宮の状態、薬への反応などが大きく結果を左右するのではないかとも思います。
 ですから逆に、いい卵が採れなければどんな病院でもその先の治療へは進めないんだということが良くわかりました。でももし体外受精で妊娠出産できるだけのものを自分が持っていたら、ここで治療を受けることは最短距離な気がします。私は最後に、ではなく最初に、ここへきて良かったと本当に思っています。
 治療は最短期間で終わりましたし、そのおかげで39歳の今、わが子を抱いています。私が体外受精にスムーズに踏み切れたのは、経験した友人に「ステップアップは迷わないほうがいい。迷って同じ治療を何回も続けてお金と時間を無駄にしたから」と言われたからです。なので迷っている方には是非ここで、とお勧めしたいです。
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