患者さまからのお手紙

2013年3月に出産された患者さまから

掲載日:2014年1月31日
浅田先生をはじめ、勝川クリニックのスタッフの皆様この度は第1子に続き、第2子まで授けていただき、本当にありがとうございました。
 私が不妊治療を始めたのは約6年前の25歳で、最初の2年は他院で治療を行っていました。その際に3回胚移植を行いましたが、一度も妊娠出来ませんでした。私は体外受精・胚移植さえ行えばきっと妊娠出来ると安易に考えていたので、最初選んだ病院も家から近い、産科と不妊治療を両方かけもっているような病院でした。だからまさか3回頑張っても妊娠出来ないとは全く考えていませんでした。それ故に妊娠出来なかった結果を知るたびに、何が悪かったんだろう、もしかして私自身が妊娠出来ない体なのかなと一人で悪い方に考え、落ち込んでいました。
 そんな時、以前から不妊治療で有名とうかがっていた貴院の話を思い出し、最後にもう一度この病院で頑張ってみたいと思い受診させていただきました。結果的には貴院での1回目の胚移植で妊娠するも化学流産。しかし2回目の胚移植で第1子を無事出産する事が出来、第2子は5回目の胚移植で無事出産する事が出来ました。私があのまま最初の病院で諦めていたら、浅田レディースクリニックに巡り合っていなかったら、今この2人の大好きな子ども達にも会えていなかったと思います。浅田先生、スタッフの皆さん、私達に子どもを授けていただき本当にありがとうございました。
 そして今この手紙を読んで下さっている皆さんに、私が体験から伝えられるメッセージがあるとしたら。自分が納得がいくまで治療は続けるべきだと思います。次に胚移植から妊娠判定までの期間の事なのですが。疑心暗鬼になる気持ちはよーくわかるのですが、結果が出るまでは良いイメージを持ち続けて下さい。というのも私自身がまさにそういうタイプで、妊娠判定の検査薬を試す時に限って陰性。逆に一度も試さなかった時には3回とも妊娠出来ていて、ビックリ!という状態でした。(ちなみに妊娠出来ていた時と出来ていなかった時の症状は全く変わりません)
 そして最後に一番伝えたいのが、妊娠出来ない期間に他の子どもを見るのは、辛い気持ちもよくわかるのですが。そういう時こそ笑顔で子どもに接してあげてほしいなと思います。私がまだ一度も妊娠していなかった時に読んでいた本で、「子どもになる魂は空からお母さんを見ていて、自分がこの人の子どもに生まれたいと思う人のところへ行く」というような事が書いてありました。きっとどの子どもも、笑顔が素敵なお母さんのところへ行きたいと思っていると思います。そして子どもは本当に天使です。あなたが微笑んだら、最高の笑顔で返してくれます。そしてそんな笑顔を見たら、私もこの笑顔に出会うために頑張るんだという決意もフツフツと湧いてきます。だから自分の為にも、誰の子でも笑顔で可愛がってあげてほしいなと思います。
 以上こんな独りよがりで自分勝手な文章をすみませんでした。
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