患者さまからのお手紙

2012年12月に出産された患者さまから

掲載日:2013年11月 1日
第一子・第二子ともに、浅田LCでお世話になりました。
 第一子は37歳のときに、人工授精からなかなか体外受精に移れずにいたのですがAMHみるともう急いだほうが良いよ、と先生に促され決断、体外受精ショート法で一回目の新鮮胚移植で奇跡的に授かりました。
 7個採取できた卵子のうち無事に受精卵として移植できたのは一つだけで、凍結できる受精卵はできませんでした。それでも一つだけでも移植できてよかった、どうか着床して妊娠できますように・・・この願いが届き、本当に奇跡的に娘を授かりました。
 育児に追われあっという間に時は過ぎました。治療をはじめてからずっと卵子の老化について聞かされてきました。39歳になって、できたら娘に兄弟を・・・と思い立って再度体外受精に挑戦しました。身体的にも金銭的にも負担は大きかったですが、後悔したくなかった。
 再挑戦一回目もショート法、結果6個中1個だけの受精卵で新鮮胚移植でしたが陰性でした。この後は、まずは受精卵を貯蓄してから移植する方法に変更になり、毎月採卵でしたが、変性卵などで一個も卵子が採れなかったりして、6カ月採卵した後に移植周期に入って1回目陰性、2回目で陽性をいただきました。
 私は長期の治療に入らないかもしれませんが、初めて浅田LCの門をたたいてからを考えると仕事のことやステップアップ、先の見えない治療のことで本当に毎月一喜一憂し、いっぱいいっぱいになったりしました。でもだからとにかく前向きに考えるようにしていました。それがなかなかむずかしいときもありましたが・・・信じて突き進みました。
 現在進行形で治療をされている皆様方にこうのとりが一日も早く舞い降りることを心から願っております。
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