患者さまからのお手紙

2012年12月に出産された患者さまから

掲載日:2013年8月23日
私は、結婚3年目の頃に自然妊娠での流産・結婚4年目では同じく自然妊娠での子宮外妊娠を経験しました。子宮外妊娠の時は、卵管が破裂してしまい、左卵管切除術を受けました。それでも妊娠の確率は同じだと聞いていたので、いつかまた妊娠できるだろうと思っていました。
 しかしそれから3年妊娠することは無く、このまま「いつか」を待つだけでいいのか、人の手を借りてでも子供を持てる可能性にかけた方が良いのか、悩みに悩みました。そしてやはり、母親になる夢を諦めたくない、やれるだけの事はやって、それでも妊娠できなければ諦めよう。母親にはなれない、それが自分の運命だと受け入れよう。そんな思いから治療を始めることにしました。
 主人も元々は「自然に任せよう」という考えだったので、初めは少し躊躇していましたが、私の「やれるだけの事はやってみたい」という思いを理解してくれました。受診前説明会で浅田先生がおっしゃった「妊娠の経過が大事なのか、結果が大事なのか」というお言葉も、私の中で大きな後押しとなりました。そして通院を始めてから約半年で妊娠することができました。
 幸運にも一回目の卵巣刺激・顕微授精によるものでした。そして今、結婚8年目でようやく我が子を胸に抱くことができ、浅田先生はじめ、浅田レディースクリニックの皆様に心から感謝しています。もっと早くに勇気を出して、治療に踏み出せば良かったと思いました。それでも私にとっては、苦しんだ時間も無駄じゃなかったと思っています。
 治療中は不安もたくさんありましたが、辛くはなかったです。それは、どんな結果になるとしても、とても前向きなことをしていると思えたからです。治療は精神的・肉体的・経済的に大変なことですが、将来の自分のための納得できる答えを見つけられると思います。
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