患者さまからのお手紙

2012年10月に出産された患者さまから

掲載日:2013年8月23日
がんばったからといって、必ず結果がついてくる訳ではない、先の見えない治療。何度も何度も涙することもありましたが、そのおかげで夫婦の絆は強くなりました。何度も何度も投げ出したくなりましたが、おっぱいをコクコクと吸ってくれる姿を見ると、あきらめなくて良かったと思います。あのつらい時期を夫婦で一緒に乗り越えたからこそ、今、助け合って、信頼し合って、子育てをすることができています。欲しくて欲しくて仕方がなかったからこそ、深い愛情と感謝の気持ちを持って、子どもに接することができています。
 もちろん、もし、もう一度人生を選べるとしても、しんどい道を選ぶべきだとは思いませんが、しんどかったことに意味があったと思えるときが必ずやって来ます。
 どんな結果であれ、幸せになろうと努力したなら。いちばんがんばったのは、当然、この私だと、胸を張って言ってしまう私ですが、こんな幸せを運んでいただいた浅田先生はじめ多くの先生、看護師さん、コーディネータさん、受付の方々、ラボの方々、その他、スタッフの皆様には心から感謝の気持ちでいっぱいです。
 2人目をどうするかはまだ決めかねていますが、たくさんのタマゴちゃんが待ってくれているので、そのときにはまたお世話になります。
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