患者さまからのお手紙

2012年12月に出産された患者さまから

掲載日:2013年7月26日
昨年末に、無事に女児を出産しました。今は、2ヶ月経過し、時折笑う我が子に毎日癒されています。
 私は、結婚3年より不妊治療を開始しました。初診は、他院でした。当時33歳にして生理3日目のFSHが高値(22.85mIU/ml)のため、「閉経が近いですね」と言われた時は、非常にショックを受けました。
 AMHも6.4以下で、卵が少ない状況でした。その後、タイミングを4回ほどしましたが、成果はでず、AIHを2回とIVFを4回したものの結果は出なかった。まず、採卵しても変性卵ばかりで授精に至らないことが多かった。
 治療を開始して1年後、当院に転院し、治療を再開した。はじめの説明会にて浅田院長の言葉から「このクリニックなら結果を出してくれるはずだ」と確信しました。毎回の受診料は高額でしたが、私には時間がなく、結果を出そうとしてくれる院長や羽柴先生を信じることにした。採卵方法もその都度いろんな方法をしてくださり、良い卵が取れると一緒になって喜んでくれて、たくさん励ましていただいた。
 その後、ALCで1年8ヶ月の治療を経て、初めて陽性判定をいただきました。その時私は、36歳で、受精卵はひとつも残っていない最後の胚だった。何度も何度も採卵し、移植し、胚盤胞まで育たず、何個も破棄され続け、半ば諦めかかっていましたが、今、この手にかわいい我が子がいるとは、信じられないほどの幸せな気持ちです。
 治療がうまくいかず、悩み苦しみ、何度も涙しましたが、あきらめなくて良かったと心から思います。先生方やクリニックのスタッフは、毎日忙しいにもかかわらず、丁寧な対応をしてくださり、何より「結果をだす」ことに専念していただけるので、すばらしいクリニックだと思います。あとは、患者がどれだけリラックスして治療を受けられるかだと思います。
 私の場合、治療中に一度3ヶ月ほど休止し、今まで治療で頭がいっぱいだった日々から遠ざかり、リフレッシュしたのが良かったと思います。また、その間、他院で鍼灸治療をして、リラックスしました。治療再開後は、採卵成績も今までにないくらい良く、結果的に陽性に結びついたのです。体を温め、そして心も温め、リラックスして治療すると良いと思います。
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