患者さまからのお手紙

2012年11月に出産された患者さまから

掲載日:2013年7月12日
わたしは3度の流産の後に、2人の男児をもうけました。3度の流産は、1年間の間に起こりました。1度目の流産は、よくあることだという周りの言葉を受け入れることができました。2度目の流産は、悲しさで心が荒れました。3度目の流産は、悲しみが深く、心が止まりました。
 その後の妊娠中は怖くて仕方がなく、ハッピーなマタニティーライフとは言えませんでした。しかし、今2人の子どもたちの顔を見ていると、頑張ってよかった、と心から思います。
 双子の育児は想像以上に大変で、寝不足により心が折れそうになることもありますが、3度の流産の経験が自分を奮い立たせているように思います。治療中は、仕事の調整や、周囲の妊娠に対する複雑な気持ちの整理など精神的に辛いことが何度もありました。そんな中、浅田レディースクリニックに行くと、同じように頑張っている人がいて、親身になって話を聞いてくださる先生方がいて励みになりました。
 治療中は本当に辛いと思います。でも、もし治療を続けることが可能であれば頑張ってみてください。私は、途中で諦めなくて本当に良かったと思います。もしも、途中で諦めていても心は辛いままだったのではないかと。
 最後に。先生方、看護師の皆さま。本当にお世話になりました。子どもたちももうすぐ4カ月になります。辛いことも多かった治療の期間でしたが、おそらく自分の人生の中で必要な期間ではなかったかと、(今となっては)思います。本当にありがとうございました。
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