患者さまからのお手紙

2012年12月に出産された患者さまから

掲載日:2013年6月14日
私は昨年36歳で男児を出産いたしました。約8年間の不妊治療の末やっと授かった子供でした。
 治療中は非常に辛く金銭的にも精神的にも不安な状態がずっと続いていたと思います。しかし治療の末妊娠し出産して眠っている我が子を見ていると治療の辛さなど遠い昔の懐かしい記憶となってしましました。費やした多額の治療費も惜しいと思いません。むしろ費やした甲斐があったと思うほどです。
 自然に妊娠される方もいれば出来ない方もたくさんいると思います。治療をすれば授かる可能性があるのです。これから治療を始めようという方、今頑張っている方、自分を信じて諦めないで治療をしていただきたいです。
 いつになったら妊娠するのだろうと思う日が多々あるかと思いますが諦めるのはもったいないです。可能性があるのだから。女性ばかりに重い負担がかかってくるので自分にご褒美をたくさんして自分に甘々でのんびり治療を続けて欲しいです。休憩しながらでも続けることが一番大事だと思います。
 ちなみに私はアンチミューラリアンホルモンの値は8でかなり少ないと言われました。いつ卵がなくなってもおかしくない状況だったのですが、こんな私でも妊娠できたのです。みなさん諦めないで頑張って下さい。
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