患者さまからのお手紙

2012年4月に出産された患者さまから

掲載日:2012年11月30日
私の場合ですが、42歳で妊娠、43歳で無事に元気な男の子を出産することが出来ました。
 今でも信じられないし、幸せだと思います。大変ですが育児がんばっています。長い時間かかって、ようやく出会えた我が子ですから、愛情をもって、大切に育てていこうと思います。
 33歳で結婚して、主人も元気だし、私も健康には自信があり、病院できれいな子宮ですねと当時言われていたので、すぐに子供は出来るものだと思っていました。ところが、子作りをはじめてからぜんぜん出来ないので、近くの病院に相談したら、卵管が詰まっていると言われました。卵管鏡下卵管形成術をしてタイミング治療をしましたが出来なかったので、主人の転勤もあり通院をやめることに。一年近く自然に任せていました。その後また違う病院に通いはじめ、タイミング治療・人工授精・体外授精をしましたが全く出来ず、さすがに途方にくれてしまいました。
 そんな時、浅田レディースクリニックさんがいいよと知人に言われ、ここが最後の砦だと思いながら通い始めました。41歳の時です。最初のうちはアンタゴニスト法で臨んでいました。注射の効きが悪く、なかなかいい卵が採れずにいたためショート法に切り替え、半年後に妊娠。でも流産。こんなショックなことはなかったです。期待が大きかった分、妊娠できない日々よりももっとダメージが大きかった。いまでもトラウマです。でもその時羽柴先生に「今回は流産したけど、妊娠できたのだから、またできるよ」と言われ、治療を再開。 途中からクロミフェン採卵に切り替えました。
 これを機に、採れる卵の質がよくなり、1年後、43歳を迎える直前に妊娠し、その後無事に出産することができました。病院治療以外では、足つぼ、鍼灸、体を冷やさない工夫・葉酸摂取などしました。これらも効果があったと思います。治療は本当に大変でした。精神的にも身体的にも金銭的にもつらかった。何度諦めようと思ったかわからないくらいでした。42歳の夏、本当に辛くて、今度ダメだったら、諦めて、二人の人生を楽しく送ろうねと話していました。今は諦めなくて本当によかったと思っています。
 浅田先生は偉大です。まさに幸せ配達人になってくれました。私達の運命をかえてくれました。ありがとうございました。これからもお体に気をつけて、たくさんの人に幸せを届けてください。それから羽柴先生、治療だけでなく、前向きな励ましの言葉にいつも助けられました。ありがとうございます。諸先生方・スタッフの方にもとても感謝しております。
 不妊治療でがんばっている方、これを読んで、43歳でも無事に出産できたということが励みになれば良いなと思います。
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